広大な墓地と火垂るの墓
「涼宮ハルヒの暴走」収録「エンドレスエイト」の75ページに次のような記述があります。
昨夜、わざわざ丑三つ時を選んで広大な墓地まで出向き、ろうそく片手に彷徨するという肝試しが最後のレクリエーションだ。
「涼宮ハルヒの暴走」75ページ
この「広大な墓地」というのはどこでしょう?詳しい描写はないので断定はできませんが、ある程度の推測は可能です。
甲陽園あるいは西宮北口の近くの広い墓地というと「甲山墓園」と「満池谷墓地」があります。まず甲山墓園ですが、これは私が「鶴屋山」だと考えている甲山から西にバス亭2つ、北高の最寄のバス停「柏堂町」からもバス亭で北に3つの場所にあり、充分「ハルヒ」の舞台内にあります。が、しかし、いかんせん山の中。丑三つ時に気軽に行けるようなところではありません。
一方の満池谷墓地は甲陽園から歩いて10分で、夜中に行ってもすぐに帰ってこられるところにあります。しかもここは私がハルヒの母校だと睨んでいる大社中学校のそば。私がハルヒなら満池谷墓地で肝試しをします。(本当にやったら迷惑でしょうけど。)
という訳で行って来ました、満池谷墓地。お墓を撮影するのもなんなので、南側の入り口、奥畑五番地付近にあった案内図の写真を掲載します。
甲陽園駅や大社中学校、夙川公園のある苦楽園口との位置関係がよく分かると思います。
ところでこの「満池谷(まんちだに)」という地名、「火垂るの墓」の舞台として知られているところですよね。舞台となる満池谷の住宅街は墓地より500mほど南にあるのですが。
そして満池谷墓地の南にあるニテコ池、ここも「火垂るの墓」の舞台です。折角なので写真を撮ってきました。
名所となっている丸屋根の取水塔。こちらは南側です。
そしてこちらが北側の取水塔。甲山(鶴屋山)をバックにして撮りました。
5/30付PHP研究所文庫ウィークリーチャート(日販調べ)でハルヒが20位以内に4作ランクイン
http://headlines.yahoo.co.jp/ranking/php/book/060530/g.html
「2006年5月19日〜25日」付または「2006年5月30日(火)」付のランクで
となりました。うわ、信じられない。このチャート、占いの本が大量にランクインすることはありますが、ライトノベルで同一シリーズが4作同時にランクインするのを初めて見ました。
どうせならば「涼宮ハルヒの消失」まで読んでもらえると嬉しいです。
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07/01
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そうすれば貴方の中の長門有希に対する認識は変わる……(←意味不明)。