2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「学校を出よう!」と「電撃!! イージス5」のネタを1つずつ

先日の『「学校を出よう!」の舞台モデル候補地をいくつか』で抜けていた 業務用クーラーの送風口が真上にあるせいか、七海は落ち着かない寒さを感じていた。 駅前にある、コーヒー豆の種類の豊富さを売りにした喫茶店の中である。七海をここにい誘って入った…

出る前に読め

一本足の蛸-読むのが先か、出るのが先か 上記リンク先のタイトルを見て「出る前に読めるか!」と叫んでしまいました。が、ちょっと考えてみると誤解のようでありました。つまり私は最初、 新刊を読むのが先か、新刊が出るのが先か の省略であると思ってしまっ…

地方都市にきっといるよ、現実的な女のコ

竹田くんの恋人―ワールズエンド・フェアリーテイル (角川スニーカー文庫)作者: 桜庭一樹,みさくらなんこつ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/08/31メディア: 文庫 クリック: 32回この商品を含むブログ (29件) を見る 桜庭一樹さんが人気を獲得する前の…

巻数表示について思ったことのメモ

ウパ日記-書店の棚を幅広く占拠して居座り続ける『オーフェン』や『スレイヤーズ』って邪魔でしょうがない 以下に書くことはしっかり調べたデータを基にしている訳ではありません。あくまで感覚論です。(逃げ腰) コミックは基本的に巻数表示がある。特に週…

文庫創刊の辞って面白い

狷介庵無聊雑録-文庫創刊の辞って面白い SSMGの人の日記-文庫創刊の辞って面白い では私もひとつ。 まこみし文庫創刊に際して 「KANON」という物語がある。 KANONは、PCゲームという流れの中で確固たる存在感を示している。それは同人世界の中においても同様…

こんな夢を見た

あるTVアニメの第二期が放映されました。しかし人々の期待とは裏腹にそのアニメの製作スタジオは「●アニ」ではなく、内容もまさに「溜息」の出るもので、角●の儲け主義の悪い面ばかりが出たようなシロモノでした。 人々は絶望しました。 しかしその後に放映…

「学校を出よう!」の舞台モデル候補地をいくつか

谷川流さんの「学校を出よう!」シリーズの舞台のモデルとなったと推定される場所の紹介です。 関連 「学校を出よう! 2」の舞台のモデルも西宮北口なのだ 「学校を出よう! 2」の舞台を行く 駅前の喫茶店 業務用クーラーの送風口が真上にあるせいか、七海は落…

カフェテラス「グーテンターク」

「涼宮ハルヒの溜息」において「朝比奈ミクルの冒険」の撮影の途中にSOS団は「ドライブインみたいな食事処」に入ります。このモデルは「阪急仁川テニスクラブ」に以前あったレストランのようであると、「SOS団が入ったドライブイン」で書きました。 が、しか…

ライトノベルは年齢層によって読まれている作品が全く違うかもしれない

このライトノベルがすごい!2007作者: 「このミステリーがすごい!」編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2006/11/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (88件) を見る「このライトノベルがすごい!2007」に掲載…

もうだめだ

協力させて頂いた「このライトノベルがすごい!2007」このライトノベルがすごい!2007作者: 「このミステリーがすごい!」編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2006/11/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (88…

「電撃!! イージス5」で行く遊園地は神戸ポートピアランド

谷川流さん著「電撃!! イージス5」の2巻で行く遊園地は神戸ポートピアランドです。ほぼ100%確信しております。電撃!!イージス5〈Act.2〉 (電撃文庫)作者: 谷川流,後藤なお出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/10/01メディア: 文庫購入: 1人 クリ…

京都SFフェスティバルに行ってきました

京フェスの合宿企画に行ってきました。当日意識朦朧としていた私に根気良くお付き合いして頂いた、一歩さん、TKOさん、石野休日さん、白翁さん、どうもありがとうございました。 色々聞いてきましたが、詳しく書く気力がないのでお目当てだった東浩紀さんの…

京都SFフェスティバル、行きます

今年の京都SFフェスティバルはライトノベル関連の企画がほとんどないのでパスするつもりでして、白翁さんから「裏切り者〜」と言われることも覚悟していたのですが、直前に公開された合宿企画のタイムテーブルを見て気が変わりました。 動ポモ2の部屋 行きま…

「生き返る」にも色々あって錯乱している最中ですが

平和の温故知新@はてな-作品別「死ぬ/死なない/生き返る」物語の分類例 http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20061102/p1 遅くなりましたが、私の意見を。 灼眼のシャナ 「人が死ぬ、終わる物語」であると思います。 私も同意です。「人が死ぬ、終わる物語」だ…

主人公よりも先に真相に辿り着く女性

11月4日の講演会で聞いたことから膨らませた、米澤穂信作品に関するメモ。 探偵役を割り振られた大刀洗万智 「古典部シリーズ」の探偵は基本的に折木のみ。 元々「古典部」として書き始められた「さよなら妖精」では、探偵役を守屋から太刀洗に割り振ったと…

米澤穂信さん講演会

行ってきました。開場前に現地に着いたのですが既に行列ができていてちょっと焦りました。会場は150〜200席でほぼ満員でした。 収穫は多かったのですが、それは私が「活字倶楽部」のインタビューを読んでいなかったからかも。かつくらのインタビューも読んで…

久しぶりに藪野健先生の絵を見る

米澤穂信さんの講演会を聞きに行くために早稲田大学の中に入ったら工事現場の壁にスケッチが。こ、これは我が師匠、藪野先生の絵では!? と思って帰宅してから調べてみたらやっぱりそうでした。 【早稲田】早稲田大学ウォール125 早稲田ウォール125 学生時…

「朝比奈ミクルの冒険」における3つのレイヤーと原作・アニメ版での受容順序の違い

すでにMOONPHASE雑記さんやニッポニアニッポンの日記さんでもほぼ同じことを言及されていますが、自分で整理するためのメモ。いまさらではありますが。 2重メタフィクション「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」 涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)作者: …

米澤穂信さんの講演会に行ってきます

前の講演会の時はまだ米澤穂信作品をあまり読んでいなかったのですが、あれから単行本になっているものは全部読んだので、前回よりも落ち着いて聞くことができると思っています。 早稲田の本部キャンパスに行くのは何年振りでしょう。ガーデンハウスのレスト…

死ななかったり生き返ることに「キャラクター」であることの特性がある

平和の温故知新@はてな-「人が死ぬ物語」と「人が死なない物語」と「人が生き返る物語」 http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20061031/p1 「構造的に人死にが無い話」というのが具体的にどういうものなのか分からないのですが、大塚英志さん・東浩紀さん的に…