SOS団とイージス5のキャラクターを無理矢理対応させてみるメモ
「ハルヒ」のSOS団を戦隊物に例えたらどうなるかという話題をどこかで見たのですが、どこで見たのか忘れてしまいました。ですが、谷川流さんは既に戦隊物を書いています。電撃文庫の「電撃!!イージス5」シリーズです。
- 作者: 谷川流,後藤なお
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 文庫
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という訳で「ハルヒ」と「イージス5」のキャラクターを無理矢理対応させてみます。
涼宮ハルヒ | 電撃!!イージス5 | 特徴 |
---|---|---|
キョン | 秀明(ひーくん) | すれた主役 |
ハルヒ | 巴(イージス5) | ツンデレ |
ハルヒ?みくる? | あろえ(イージス5) | 天然 |
みくる | 埜々香(イージス5) | いじられ役 |
長門 | 凌央(イージス5) | 万能無表情 |
鶴屋さん | 琴梨(イージス5) | パワフル姉御 |
古泉 | ガニメーデス | うんちく解説 |
朝倉 | 黒凌央 | vs長門 |
キョン妹 | 李里 | 妹(待て) |
シャミセン | ネコたち | ネコ(をひ) |
「キョン⇔ひーくん」「長門⇔凌央」「鶴屋さん⇔琴梨」は異論のないところだと思います。「ハルヒ⇔巴」「みくる⇔埜々香」もさほど問題なさそう。あろえが誰に対応するのかは悩みますがハルヒとみくるの両方でしょうか?「古泉⇔ガニメーデス」は苦し紛れです。
- 妹という対立視点
ここで気付いたのですが李里はキョン妹と比べると、随分兄に対して反発しているキャラクターです。『涼宮ハルヒの憂鬱』における少女の創造力で妄想されている妹像にかなり近いです。
それと「イージス5」は一人称形式で書かれていて、ほとんど視点は秀明(ひーくん)に固定されています。ガニメーデス視点もありますが、その時はガニメーデス視点であることが明確に分かるように書かれています。ただし例外があります。そう、それは秀明(ひーくん)に反発する李里の視点で書かれている場合です。
谷川流さんは李里を秀明(ひーくん)と対立した視点として描いているのです。これはひょっとすると「イージス5」で最も注目すべき点かも知れません。
- ところで「イージス5」のメインヒロインは誰だったのか
「イージス5」はそもそも人気が出なかったので、誰がメインヒロインかという話題すらなかったのですが、人気が出ていれば恐らく巴派と凌央派に2分されたのではないかと思います(序盤はあろえなんですけれどもね)。これを『「涼宮ハルヒ」におけるメインヒロインがハルヒなのか長門なのか』という問題と対応して見ると面白そうです。