チクタの針は時間の針
上遠野浩平さんの「しずるさんとよーちゃん」シリーズの劇中劇「はりねずみチクタ」は、時間についての寓話だと勝手に思い込んでいます。チクタのおなかの時計の針が再び動き始めるとき、しずるさんとよーちゃんの物語も大きく動き始めるのです。きっと。
しずるさんと無言の姫君たち―The Silent Princess In The Unprincipled Tales (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 上遠野浩平,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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・・・・・・・・・・・・ひょっとして上遠野さん、はりねずみの「はり」と時計の「針」をかけているのですか。(汗)