「越冬」するライトノベル

「越境」ってなんかみんな使っているなあ』とゐんどさんがおっしゃるので、「越境」の次にきたるべきライトノベルのキーワードを考えてみました。

 「越冬」するライトノベル

 現在、この世の春を謳歌しているライトノベルでありますが、いつまでも良い時期が続くわけがありません。栄枯盛衰、盛者必衰は世の定め。いつしか夏が過ぎ、秋も終わって冬が訪れるのであります。あるいは今はもう晩秋で、凍てつく冬はもうすぐそこまで迫っているやも知れません。そこでは、ある雑誌が原油高騰に力尽き、あるレーベルが寒さに倒れ、またある作家がコタツに引きこもって原稿を書かない光景が展開されるでしょう。さぁ、作家から編集、営業、書店員、読者にいたるまでライトノベルに関わるすべての人たちよ、基礎体力をつけて冬に備えましょう。なに、冬も永遠には続きません。やがて春が訪れ、今とはまた違うライトノベルの展望が見られることになるに違いないのです。と、ここまで勢いで書きましたがネタですので特に真面目で具体的な内容はありません。お粗末。