メモ - 知らなかっただけなのだ

 兵庫県生まれで、阪神大震災で被災した経験を持つ。

「その時痛感したのは、人は他人の痛みに鈍感だということ。でも、僕だってそれまで他地域の災害は人ごとだった」。谷川さんの中でも何かが「変わった」のだろうか。



大人気「涼宮ハルヒの憂鬱」の谷川流さん 「楽しませ、楽しみたい」 - 読売新聞(2006/7/12)

今日はよく瓦礫の山を目にするものだ。いい加減飽きてきたが、それが現在の僕の日常の場所となると、また違った感慨を持つ必要があるだろう。だが不思議なことに、僕はなんとなく当然の出来事のようにそれを受け止めていた。


谷川流学校を出よう!」1巻227ページ

被害を受けた場所を見てどう思った? 何を思った? 自分には関係のない、圏外での災難だと感じたか? 破壊と混乱と困惑の疵痕についての感想は? やはり関係ないと思っただろうか? 残念なことだが、今やキミは傍観者ではないのだ。いや、最初から違っていた。それを知らなかっただけなのだ。


谷川流学校を出よう!」1巻284ページ