「神水」石柱


「道草画日記」の路爺さんが上ヶ原浄水場の北で「神水」の石柱を見つけられたとのこと。ならば上ヶ原浄水場の西にもあるに違いない!ということで探してみました。ふふふ。ありましたよ〜。


 これは神戸市東灘区本山北町二丁目6番地付近のもの。

 芦屋市三条町9番地付近にもありました。

 ちなみに「神水」は「しんすい」でも「かみのみず」でもなく「こうすい」と読みます。「神戸水道」の略です。大正末期から昭和初期にかけて、六甲山の北側から宝塚、西宮、芦屋を経由して神戸市街地まで引かれた送水管の敷地を示す石柱と考えられます。

 この略称は今でも使われているらしく

工事現場のペイントでも「神水」と書かれています。そして工事現場があるということはどうやらこの送水管、今でも現役のようであります。

 このような新しいマンホールもあります。三箇所の突起が特徴的。西宮でも芦屋でもこの「神戸市水道局」のマンホールがあるので良い目印になります。

「道草画日記」さんによるとペイントされた石柱があるとのことですが、マンホールもペイントされたものがあります。現場で系統を見分けるためではないですかね。色分けされていれば、同じ種類のマンホールが複数あっても、どこに繋がっているか分かりますから。

と思ったら、お前どっちなんだよ、というマンホールもありますが……。