「涼宮ハルヒの溜息(朝比奈ミクルの冒険)」の神社は神呪寺(甲山大師)で確定


もう誰かがやっているかもしれないけど、既に漫画版は神呪寺の入口付近が描かれている

おちゃうけ(18)ポン菓子 - おかみかいこう(2009/6/6)

 おかみかいこうさんのところで既に指摘されていますが、ツガノガクさん版のコミック「涼宮ハルヒの溜息」(「涼宮ハルヒの憂鬱」第5巻収録)P164〜P168あたりで、西宮市甲山町の神呪寺(かんのうじ。別名「甲山大師(かぶとやまだいし)」)が舞台モデルに使われていますね。ちなみに私は同じ日にきーぼーさんからも全く同じ情報を教えて頂きました。

涼宮ハルヒの憂鬱 5 (角川コミックス・エース 115-7)

涼宮ハルヒの憂鬱 5 (角川コミックス・エース 115-7)

 私も当該のコミックを購入して、作中の描写が神呪寺の「仁王門」及び「石段登り口付近の交差点」と一致することを確認しました。ただし本堂の形は異なります。

 この「溜息」に登場する神社が神呪寺をモデルにしているという説は、谷川流さん原作の描写を根拠に、2005年頃から既に存在していました。

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

 神呪寺で撮影した写真を角川が設定資料としていることは確実であり、やはり角川が制作に関わるTVアニメ版でもこの設定が用いられると見るのが自然でありましょう(むしろ順番的にはTVアニメ版の設定資料が先にあり、ツガノガクさん版コミックでそれを流用しているのでしょうが)。よってTVアニメ版で「涼宮ハルヒの溜息」が放映される場合も、神社のモデル(の少なくとも一部)は神呪寺になる可能性が非常に高いと考えます。

 甲山神呪寺仁王門。2006年4月撮影。