言われるまで気付かないものです
引き続き富士見ファンタジア文庫の表紙フォーマットネタです。
右は最近、楽屋でのごたごたという後向きな話題が出ていた（幸い解決に向かっているそうですが）「気象精霊記」の1巻表紙。1997年の刊行です。改めて注意してみると、イラストの右上が枠からはみ出しています。
Angel Heart Club
http://home.att.ne.jp/wave/applepop/#200605-09
読書の羅針盤 〜 JV44の日記-「じぱんぐ！」の表紙を確認してみる
http://d.hatena.ne.jp/JV44/20060510#p1
るりあ046さんが描かれた「じぱんぐ!」の表紙イラストが枠からはみ出している件に反応されています。1巻はよく分かりませんが、1995年刊行の2巻「ワニたちに明日はない」は確かに枠から飛び出しています。今まで全然気付きませんでした。
いやはや、人間の「こんなものだ」という感覚はあてになりません。イメージは「見られる対象」だけでなく「見る側の意識」によっても作られているのだと思い知らされました。
