3回転と思っていたら4回転

 ようやく友桐夏さんの「春待ちの姫君たち」を読み終えました。

 感想は一言で言ってしまうと

 3回転ジャンプかと思っていたら4回転ジャンプでしたよ!

 着地もしっかり決まって素晴らしいです。前作はちょっと苦手でしたが今回は大満足。この人の作品は次も必ず買います。

  • 蛇足かな


 この作品を深層心理学的に解釈するのはかなり容易だと思います。というかユング派をヒントにして作られている可能性が高いですね。シャドーとか自己実現とか。けれどもそれについて深く言及するのは野暮のような気がします。ありのままに読んで感じるのが良いと思います。