では萌え要素の「要素」は英語でなんと書くのか

 無難なのは「factor」でしょうか。「ツンデレ」のように内的性質を含むものは「factor」だと意味が通じると思います。萌え要素を「萌え属性」とか「萌え因子」とも言いますが、どれも「factor」なら当てはまりそうです。

 「猫耳」のように部分的でかつ外面的なものは「component」のほうが合ってそう。いっそ「part」でも良さそうな気もします。

 正確なところは、その手の題材で英語の論文を書いている人に聞いてください。

追記:はてなキーワードでは…

はてなキーワード-萌え要素
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%cb%a8%a4%a8%cd%d7%c1%c7

 オタク用語の一つ。
 ある作品やキャラクターの中において、「萌え」を喚起するファクターが(絵柄や設定などのトータルな視点から)どの程度の加減で含まれているかを語る際に用いられる言い回し。

(中略:↑↓この上と下とでは用語が異なります。)

  • 東浩紀による造語。「動物化するポストモダン」が初出。
  • ある特定の(オタクの好む)キャラクター(萌えキャラ)が備えた、類型付けられる特徴。オタクが好む(萌える)パターンごとに名付けられる。

 造語であるため、一般語としての「萌え要素」とは明確に用い方が異なる。一般語の「要素」が「factor」の意であるに対して、こちらは「element」の意である差だろうか。

はてなキーワード-萌え属性
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%cb%a8%a4%a8%c2%b0%c0%ad

 萌えを感じさせる、キャラクターの特徴やパーツ、シチュエーションなどのこと。くだけた言い方をすると「萌えツボ」のこと。

はてなキーワード-萌え成分
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%cb%a8%a4%a8%c0%ae%ca%ac

 萌え成分とは、作品(コンテンツ)内に含まれている「萌え」の構成要素(コンポーネント)を指したスラングである。

 言葉と言うのは、難しいですねぇ。