血を飲むのは力を受け継ぎたいため
星ぼしの荒野から-吸血≒セックスだと考えると、腑に落ちるかもしれない作品
http://d.hatena.ne.jp/ni-to/20060202/1138860671
REVの日記-"吸血≒セックス"
http://d.hatena.ne.jp/REV/20060202#p3
私が連想する吸血鬼ものライトノベルというとこれですね。
ヴァンパイア特捜隊(スクワッド) (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 樋口明雄,神崎将臣
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 1990/11
- メディア: 文庫
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済みません。古いです。(笑)
ところで、私は「吸血」はキリスト教もしくはそれ以前からあったらしい血を飲む文化の影響だと思います。
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。
(中略)
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。
これは聖書の「最後の晩餐」のシーンですが、血を飲むことで血の持ち主と一体化するとか、永遠の命を得るという設定は吸血鬼独自のものではなくて、2000年くらい前には既にあったのです。
実際にキリストが弟子たちに飲ませるのは血ではなくて赤ワインなのですけれどもね。カトリックでは今でも赤ワインを「聖体」と呼んで、キリストの血に見たてて飲みます。