大きくても「小銃」とはこれいかに
REVの日記-自動小銃で武装するヤクザ
http://d.hatena.ne.jp/REV/20060409#p1
私はミリタリーマニアではありませんが、銃器類を銃弾で分類するとだいたい次のような感じになると解釈しています。
- 散弾使用
- 散弾銃(ショットガン)
拳銃弾と小銃弾の違いは
- 拳銃弾(あくまで小銃弾と比較して相対的に)
- 短い:貫通力が小さい?
- 薬莢が小さい:射程と貫通力が小さい
- 使用する銃の銃身が短い:命中精度が低い
- 小銃弾
- 細長い:命中精度が低い?貫通力が大きい
- 薬莢が大きい:射程と貫通力が大きい
- 使用する銃の銃身が長い:命中精度が高い
くらいでしょうか。小銃弾が細長いメリットはもっとあるかも知れません。
しかしなぜに拳銃より何倍も大きなライフルが「小銃」と訳されてしまったのでしょうか。まぁそれでも拳銃と小銃、ピストルとライフルならあまり混同されないと思うのですが、これが連射機能がついて短機関銃、自動小銃、機関銃になってくると俄然怪しくなってきます。さらに機関銃を「軽機関銃」と「重機関銃」に分けた場合、短機関銃、自動小銃、軽機関銃をきちんと分けて説明できる人は、それだけでかなりマニアックだと思います。もう少し漢字から内容を直接理解できるような訳はないものでしょうか。
と、ここまで書いてふと気付いたのですが、西部劇でよく登場するウィンチェスターライフル
↓コレです、コレ。ウィンチェスターM1866「イエローボーイ」。
って本当の「ライフル」なのでしょうか。なにか「荒野の少年イサム」(ふる〜)ではピストル(こちらも西部劇でおなじみのコルトの45口径シングルアクションアーミー「ピースメーカー」)と同じ銃弾をこめてたりしてるんですが、それじゃあ「長いピストル」じゃないかと思います。それともウィンチェスターライフルはちゃんと小銃弾を使っていたのでしょうか。
- 追記
どうもウィンチェスターM1866はコルト・シングルアクションアーミーとは口径が違うようです。小銃弾を使っていたかどうかまで確認できませんが、あの長さで互換性なしで拳銃弾を使うとは思えないので小銃弾の可能性が高いですね。