「学校を出よう! 2」の舞台のモデルも西宮北口なのだ
TVアニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」で、図書館内でキョンが「学校を出よう! 2 I-My-Me」を持っているシーンが出てくるとのことです。
- 作者: 谷川流,蒼魚真青
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/08/01
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これで私は確信いたしました。「学校を出よう! 2」の舞台のモデルは西宮北口とその周辺です。
「涼宮ハルヒの憂鬱」でキョンと長門有希が入る図書館のモデルは、これはもう西宮市立北口図書館しかありえません。行って見れば分かります。そのままなんですから。
その西宮市立北口図書館でキョンに「学校を出よう! 2」を持たせた理由は、恐らく「学校を出よう! 2」の舞台のモデルも西宮北口であることをさりげなく示すためなのです。と私が思うのも、「ハルヒ」の舞台を捜して歩いていると、「学校を出よう! 2」内の記述と一致する光景を目にするからです。
具体的には
- 53ページに登場する「駅前の狭い公園」は西宮北口駅北西の甲風園。
- 176ページに登場する「改札入ってすぐの処にある時計台」は西宮北口駅構内のカリヨン。
- 179ページに登場する「チョコレート色の車輌」「エンジ色のシート」は阪急電車。
- 223ページに登場する「北を見上げればすぐ間際に山並みが迫っており、南は海に面している」「各沿線が一同に乗り入れるセントラル・ジャンクション」は神戸三宮
のことでしょう。
いや、単に「学校を出よう!」を宣伝したいという狙いもあるとは思うのですが(笑)、それなら1巻を出すはずで、あえて2巻を持ってきたのは西宮北口つながりではないかと推測します。
- 追記(5/3)
上の説は、『「涼宮ハルヒの憂鬱」でキョンと長門有希が入る図書館のモデルは西宮市立北口図書館である』という前提の上に成り立っているのですが、その前提は崩れてしまいました。
ただし、それでも図書館のモデルが西宮にあることは変わりなく、西宮つながりと考えると「学校を出よう! 2」の舞台のモデルは西宮北口の可能性が高いです。もっと検証が必要ですが。