ネタというものはどこまで古くても通じるのだろう
「とらドラ2!」を読んでいる途中です。
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87ページで死ぬほど笑った。
平和の温故知新@はてな-一言感想
http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20060511#p1
一体なにが書いてあるのかと思ったのですが、そういうことですか。懐かしいですね。調べてみたら元ネタの放送終了は1989年です。2006年現在中高生の方の多くは生まれていません。
ですが私がもっと驚いてしまったのがその直前のネタです。
おしおきだべ〜!(ドクロマーク)
これは古い。古過ぎます。調べてみたら元ネタの放送終了は1979年です。櫛枝実乃梨、あなたは一体何歳なのですか!?
とは言うものの、知っているから古いと分かるのであって、もっと古くて分からなかったら単にスルーしてしまう訳です。私も気付かずに沢山スルーしているのでしょう。より年長の方(というよりもマニアックな方?)は分かるのでしょうけれどもね。そして数年後か十数年後かに「あ、あれはあれが元ネタだったのか」と気付くのです、きっと。
- 追記
もちろんメジャーな作品は再放送されたりビデオ化されることで、後々でもネタとして通用しやすいものではあります。さらに関連本や、今はネットでも調べられますし。しかし古い作品ほどネタが分かりにくいというのも事実でありましょう。ですからこういう古いネタはあくまでおまけであって、「分からなくても作品として面白い。分かると二度おいしい!」という使い方をしないと、単なる内輪ウケに終わってしまうと思います。
例えば秋山瑞人さんの「ミナミノミナミノ」にはこんなセリフが出てきます。
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「あるかでぃあ号、離水っ!!」:秋山瑞人「ミナミノミナミノ」250ページ
「宇宙の海はオレの海ですから」:同254ページ
この箇所の問題点は、元ネタが分かっていないと多分あまり面白くないのではないかと思えることです。250ページなんてまるまる1ページ意味不明になってしまいます。これはネタの使い方としてあまり良くなかったのではないでしょうか。
ちなみに去年まいじゃーミニOFFで参加者の方に「これの元ネタ分かりますか?」と聞いてみたのですが、私と極楽トンボさんしか知っていませんでした*1。まぁ、たまたまだったのかも知れませんが、古いネタに依り過ぎたストーリーというのは結構空振りする危険性があるのではないかと思います。
*1:しまった!年齢がバレた!