日日日流、高度なボケ

狂乱家族日記 伍さつめ (ファミ通文庫)

狂乱家族日記 伍さつめ (ファミ通文庫)

「凰火よ――全知全能の凶華様にも、どうにもならないものが三つある」
(中略)
「なんです?」
「鴨川の水と賽の目と僧兵だ」
「………?」
「む? ちょっと高度なボケだったか? これはな、鎌倉時代白河法皇が――」
「ボケなくていいからちゃんと説明しなさい」


日日日狂乱家族日記 伍さつめ」106ページ

 ここで読者である貴方は、凰火に続いてツッコミを入れなければなりません。白河法皇平安時代の人だと。

 日日日さん、作中と作外から突っ込まれる高度な二段ボケでありました。カンですが、天然ではなくわざとだと思います。