既刊がすべて学園祭と関連する「古典部シリーズ」
なんだかkazenotoriさんがもしかしたらマーヤのような東欧系美少女なのかもしれないと妄想想像されている安眠練炭さんから「米澤穂信作品をはよ読め、オラ読め、オラオラオラ」とゆんゆんと電波を送られているような気がいたしますが、いや読みますよ? でも「ボトルネック」の前に「さよなら妖精」と「犬はどこだ」が積んでありますからちょっと待ってくださいって今の読書ペースではいつになったら読めるんだうがが、とそれはさておき。
「学園」が完全に日常の殻を脱ぎ捨てる瞬間が存在する。それが、学園祭という瞬間だ。
少年少女科学倶楽部-学園祭なライトノベル
http://scientificclub-run.net/index.php?UID=1156796229
という記事は、ああ良いなぁと思いました。「学園」が仮に日常を示すものであるとすると、「祭」は非日常ですから、「学園祭」は「日常非日常」という混沌とした現象ということになります。うん、すごく良い。(意味不明)
と、ここで私は気付きました。「日常非日常」。その言葉は平穏な日常を求めているのに「わたし、気になります」という魔法の言葉で非日常に引きずり込まれていく高校生・折木奉太郎にこそふさわしい。そう、奉太郎が主人公の米澤穂信さんの「古典部シリーズ」は、既刊3作がすべて「学園祭」にまつわる話ではないか!
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学園祭とは奉太郎&古典部にとって「ミステリー時空」への扉、重要なきっかけなのかも知れません。
- しかし
「古典部シリーズ」全てが「学園祭」にまつわるとするのは少々無理があるかも知れませぬ。というのも「古典部シリーズ」の第3作目は元々「クドリャフカの順番」ではなく「さよなら妖精」
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のはずだったからであります。では「さよなら妖精」は学園祭に関連する話かと今パラパラとページをめくって見てみたのですが、ちょっと違うようですね。ちゃんと読んでみないと確たることは言えませんが。というわけで、現在読んでいる本を読み終えたら、次は「さよなら妖精」を読みます。はい。