狙うはBL電撃組?

 ボーイズラブNo.1のリブレ出版と、エンターテインメントノベルでおなじみのメディアワークスがタッグを組んで、このたび「B-PRINCE文庫」が誕生します(はぁと)
すべてのBLファンへ贈る、珠玉のラブストーリーの数々−−−どうぞご期待ください!

 来春華麗に創刊!


b-boy web B-PRINCE文庫
http://www.b-boy.jp/hotnews/b_prince/

 いやぁ、まさかアスキーからBLが出るとはねぇ*1

 ……そ、そうか! 角川グループはB-PRINCE文庫とルビー文庫で来年から「BLノベルアワード」をやるつもりなんだ! マークは多分、「ライトノベルアワード」の「LN」を「BL」に入れ替えるんだよ。ただし、「ライトノベルアワード」のように「ラブコメ部門」「学園部門」「アクション部門」「ミステリー部門」「ノベライズ部門」という部門分けが難しく、編集・営業サイドとも早くも苦慮しているという。

 という冗談はさておきまして。

 この「B-PRINCE文庫」は作家陣が同じリブレ出版の「ビーボーイノベルズ」と被っているので、恐らく本自体の内容的には「ビーボーイノベルズ」の文庫進出であると思われます。

出版企画・編集/リブレ出版
発行/メディアワークス 発売/角川グループパブリッシング

と書かれているので、編集はリブレ内で行われ、メディアワークスはもっぱら営業・販売担当でありましょう。

 ただ、しかし、メディアワークスの営業・販売力には凄まじいものがあります。特に「電撃組」という特約店制度で名を馳せています。ひょっとするとこの「B-PRINCE文庫」も「電撃組」と同じような制度で販売展開がなされるのではないでしょうか。

 まぁ私はBL読みませんけれども、結構短期間のうちに本屋の本棚に電撃文庫と同じようにB-PRINCE文庫が幅を利かせる状況がやってくるかも知れません。