「涼宮ハルヒ」「学校を出よう!」を読んでいる人のための「イージス5」紹介文
ううむ。どうも「涼宮ハルヒ」「学校を出よう!」は読んでいても、そこからさらに「電撃!!イージス5」まで手を伸ばす人はあまり多くないようですね。
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もったいないです、「イージス5」も面白いのに。
という訳で「涼宮ハルヒ」「学校を出よう!」を既に読んだ人のための「イージス5」の紹介文を考えてみました。
- 「電撃!!イージス5」とはだいたいこんなお話です
晴れて名門"慣性学院大学"に入学した俺は、大学がたまたま親類・宮野秀策博士の家の近所ということもあって、そこに下宿することになった。ところが宮野宅で俺を出迎えたのは三人の少女――ツンデレな光明寺茉衣子、天然っぽい高崎若菜、キョドってる蒼ノ木類――そしてやたら能書きが好きな一台(?)の人工知能だった。
「彼女たちは日々、他次元侵略体と戦っているのです。あ、僕は≪メルクリウス≫。博士からこの屋敷をまかされている人工知能です」
メルクリウスが解説するには、ある日宮野博士の実験が失敗して爆発が起き、この世界と異次元世界とを繋ぐ亀裂ができてしまったのだという。博士は異次元を漂流しているらしく行方不明。そして少女たちとメルクリウスは、博士が残したアイテムで限定的な超能力を使い、侵略体が次元の亀裂を通ってこちらの世界に入ってくるのを阻止しているのだそうだ。
「侵略体を放置しておくわけにはいきません。どんどんひろがって、やがてはこちらの世界を覆いつくしてしまうのですよ」
なし崩し的に彼女たちと一緒に暮らすことになった俺だったが、すぐに他次元侵略体との戦いは行き詰まり、閉鎖空間に閉じ込められてしまう。しかし万事休すの俺たちを、閉鎖空間を外から突き破って二人の少女が救った。ハイテンションな鶴屋さんと、神秘的無表情の長門有希。少女たちは三人組ではなく五人組だったのだ。
「最初に五人だと言いませんでしたか? 戦隊モノの様式美ですよ。あなたは基本が分かっていない! あ、僕は人工知能の古泉一樹です」
≪メルクリウス≫じゃなかったのか。
「そう名乗っていたこともありますね」
もう勝手にしてくれ。
五人そろった少女たちと俺はそれから海に行ったり、彼女たちが通う"祝川学院高等部"の球技大会でドタバタしたり、ミナトピアランド遊園地でデートのリハーサルをさせられたりと平和な日常を過ごした。彼女たちは俺のことを本名ではなく「キョンくん」としか呼んでくれないがまぁ、そんなことはどうでもいい。というか他次元侵略体との戦いはどうなったんだ、おい。などと和んでいたある日、俺の不肖の妹であるところの春奈……じゃなくてハルヒが宮野宅にやってきた。
「他次元侵略体!? 世界を守る美少女戦隊と同居!? なにこの痛いセカイ系エロゲ展開、バっカじゃないの!」
ハルヒは俺たちを散々引っくり返して、竜巻のように去っていった。しかしハルヒと入れ替わりに現れた少女に、俺たちはさらに驚愕させられることになる。それは髪の色も服の色も違うのに、姿かたちだけは瓜二つの……もう一人の長門有希だった。
多少脚色が入っていて、キャラクターの名前が入れ替わっているかも知れませんが概ねこんなお話です。
どうです、読む気になりました?(待て)