わたしもいつかそういう小説を書きたいなぁ。それでわたしの読者さんが、友達とか恋人とかとの会話で、
恋人 「ねぇ、なに読んでるの?」
読者さん「桜庭一樹ってやつの本」
恋人 「おもしろい?」
読者さん「うーん……ぼくにはね」
恋人 「わたしも読もうかな。ね、貸してよ」
読者さん「ダメ!」
恋人 「どうして?」
読者さん「…………死んじゃうから」
わー。言われてみたい! むしろこっちが死んじゃいそうです。読んで殺して〜みたいな。きゃー。
桜庭一樹「B-EDGE AGE 獅子たちはノアの方舟で」あとがき(P330)