桜庭

鳥取へ行こう!

地域別リスト - 舞台探訪アーカイブの歩み なんと! おおいしげんさんによると鳥取県が舞台探訪の空白地らしい。ああ、桜庭一樹さんが泣いているぞ!! 誰か鳥取へ行って「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」と「赤朽葉家の伝説」の舞台探訪をして来るんだ!砂糖菓…

妄想 - イケニエとしての「推定少女」

桜庭一樹さん著、角川文庫版「推定少女」を読んでの妄想。軽度のネタバレありです。推定少女 (角川文庫)作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2008/10/24メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 32回この商品を含むブログ (82件) を見る 角川文庫版「…

「推定する少女」の顛末 - Wikipedia「桜庭一樹」の記述が訂正されている

27才の頃より極真会館(松井派)で空手を習っている。きっかけは推定少女の執筆の際、再三の書き直しを迫られ最終的に構想と正反対の結末を書くに至った自分の弱さを悔い、勝負の世界に身をおきたかったから。 桜庭一樹 - Wikipedia(2008/2/27現在) 27才の頃…

メモ - モン・サン・ミシェルとベルゼブブの頭蓋

wikipedia:モン・サン=ミシェルGOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)作者: 桜庭一樹,武田日向出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2005/12/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 73回この商品を含むブログ (135件) を見る 桜庭一…

桜庭一樹オリジナル小説作品25冊読破⇒「ルナティック・ドリーマー」が抜けていました。

訂正(追記) id:tsurubaさんのご指摘から、桜庭一樹さんのオリジナル小説作品はまだ「ルナティック・ドリーマー」があることを確認しました。全部は読んでおりませんでした。訂正いたします。間違った情報を流してしまい、申し訳ありませんでした。ルナティッ…

メモ - 「父の家」と「母の家」

オール讀物 2008年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/02/22メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る「オール讀物」2008年3月号に掲載されている桜庭一樹さんの短編「冬の牡丹」を読んだ感想メモ。 まともに読むと…

推定する少女

27才の頃より極真会館(松井派)で空手を習っている。きっかけは推定少女の執筆の際、再三の書き直しを迫られ最終的に構想と正反対の結末を書くに至った自分の弱さを悔い、勝負の世界に身をおきたかったから。 桜庭一樹 - Wikipedia(2008/2/27現在) 上記を10…

EVEノベライズ+直木賞帯

EVEのノベライズに「直木賞受賞」の帯がつくところをみたかったなぁ 「一本足の蛸 - 富士見書房に勇者はいるかっ!」のid:mine-oさんのコメント http://d.hatena.ne.jp/trivial/comment?date=20080117#c という訳で「EVE」のファミ通文庫ノベライズに富士見…

女子更衣室vs秘宝館 - 桜庭一樹自伝エッセイ「絶望が花よ」

「いま、大事なことを思い出しました。聞いてください。女子更衣室の真実を」 桜庭一樹「絶望が花よ」 オール讀物 2008年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/02/22メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る 桜庭一…

富士ミス版直木賞帯入手

ようやく富士見ミステリー文庫版の桜庭一樹さん直木賞受賞帯を入手しましたので、手始めに「B-EDGE AGE」シリーズに付けて見ました。 少女が描かれることの多い桜庭作品の中では珍しい、BL風味の法廷サスペンスです。 あくまでも攻め手は検察側。ぼくはまる…

桜庭一樹、最初期の傑作が角川文庫に登場!!

嘘ではありません(真実のすべてでもありませんが)。この「竹田くんの恋人」は桜庭一樹さんが出した最初の角川文庫なんですよ。ほら、ちゃんと書いてある。 という訳で実現しました。みさくらなんこつさんのイラスト×直木賞帯。実に素晴らしいですね。既存の…

直木賞帯、未入手

奇跡も語る者がいなければ - つれづれにっき 富士見ミステリー文庫に直木賞の帯 - Matsuの日記 うお、本当に「GOSICK」と「砂糖菓子」に直木賞帯を付けてきたか。あなどりがたし! 富士見書房!! 残念ながら私はまだ、この富士見ミステリー文庫版直木賞帯を入…

メモ - 「Sakuraba Kazuki Collection」に収録される作品は何か

『赤×ピンク』はちょうど五年前にファミ通文庫から刊行されて、うーん、売れなかった(いつものことだがー……)作品です。今回の角川文庫版には、よーく見るとSakuraba Kazuki Collectionとちいさく書いてあって、あちこちで消えそうな作品をここに収納しても…

もっとよく調べないと

「桜庭一樹については俺に聞け」とか「涼宮ハルヒ聖地巡礼については俺に聞け」と言えちゃったりするのは素敵かなと。 ビッグマウスのアテンション効果 - 星ぼしの荒野から そう言えたら素敵ですが、私ならば今の10倍くらい調べないと言えないですね。なんか…

こ れ は ひ ど い

桜庭一樹 - 男性芸能人.com

美少女探偵アブリルちゃん

■ 桜庭ワールド沸騰 ―― 朝日新聞 2008年1月31日 夕刊 be *1 「99年にライトノベルでデビューし,美少女探偵シリーズでブレーク。」 http://book.asahi.com/clip/TKY200801310183.html 美少女探偵ヴィクトリカ - 博物士 アブリル 「アブリルちゃん、美少女♪」…

アイディアファクトリーがかつての桜庭一樹作品をPR

学園都市ヴァラノワール―未来は薔薇の色 (ファミ通文庫)作者: 桜庭一樹,平野克幸出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2002/11メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る ゲームメーカーの「アイディアファクトリー」が、かつて…

はしゃいでいた日々

モノグラフの時代 - 一本足の蛸 今は今でいろいろムーブメントがあると思いますし、懐古趣味に浸る年齢でもないのですが、2003〜2005年頃に「をを、なんか凄いことができそうだ」とうきうきしていたことも確かですね。(その一方で抗生物質漬けでフラフラだっ…

桜庭一樹さん、直木賞受賞おめでとうございます

asahi.com:芥川賞に川上未映子さん 直木賞は桜庭一樹さん - 文化・芸能 恐らくこれは「GOSICK」や「荒野の恋」の続巻を期待している私のような人間にとっては由々しき事態なのです。が、そんなことは後から心配すれば良いのです。 直木賞といえば、北方謙三…

メモ-読んで、殺してよ

わたしもいつかそういう小説を書きたいなぁ。それでわたしの読者さんが、友達とか恋人とかとの会話で、 恋人 「ねぇ、なに読んでるの?」 読者さん「桜庭一樹ってやつの本」 恋人 「おもしろい?」 読者さん「うーん……ぼくにはね」 恋人 「わたしも読もうかな…

メモ-通過儀礼譚としての「私の男」

ネタバレ、あります。私の男作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/10/30メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 442回この商品を含むブログ (447件) を見る 桜庭一樹さんの「私の男」は、「地方都市の少女が大都市に出ていく物語についてのメ…

「青年のための読書クラブ」読了メモ

青年のための読書クラブ作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 86回この商品を含むブログ (254件) を見る少々のネタバレあり。 少女の移動 「地方都市シリーズ」によく見られる地方都市→大都市の移動は…

モンマルトルか、モンパルナスか

青年のための読書クラブ作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 86回この商品を含むブログ (254件) を見る 桜庭一樹さんの「青年のための読書クラブ」を読んでいるところなのですが、ちょっと気になる点…

GOSICKII読後備忘録

「GOSICK II」読了。GOSICK〈2〉ゴシック・その罪は名もなき (富士見ミステリー文庫)作者: 桜庭一樹,武田日向出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (162件) を見る ドイツ語版も出てきた…

夜空に満天の星〜「AD2015 隔離都市」読後メモ

オレは夜空を指差した。 男も上を見上げる。*1 今夜もまた、満天の星が瞬いていた。 桜庭一樹「AD2015 隔離都市」194ページ AD2015隔離都市―ロンリネス・ガーディアン (ファミ通文庫)作者: 桜庭一樹,鈴木雅久出版社/メーカー: アスキー発売日: 1999/12メディ…

ドラゴンエイジ誌で「GOSICK」に何らかの新展開

ファンタジア文庫&ドラゴンマガジン関連作品コミック展開中! さらに「風の聖痕」「ご愁傷さま二ノ宮くん」「GOSICK」等々続々登場予定!! 今後もエイジから目を離すな!! ドラゴンマガジン2007年3月号22ページの「ドラゴンエイジ3月号」予告 あ、ついに来まし…

カレーなる検証

一本足の蛸-カレーライスと鳥取人 す、凄いです。カレーひとつでここまで調べられるとは。感服いたしました。 ところで桜庭一樹さんが そんなにもカレー育ちの割には小説にカレーが出てきたことも一度もない。 桜庭一樹「桜庭一樹の二都物語」(「野性時代Vol…

「ゴージャス」!

「野性時代」vol.39収録の桜庭一樹さんの短編「ゴージャス」と、桜庭さんの特集を読みました。野性時代 vol.39 (2007 2) (39)出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2007/01メディア: ムック購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (14件) を見る 「ゴージ…

サヨナラセカイ

「赤朽葉家の伝説」に関連していくつかネタを。 次は白い本? 桜庭一樹さんは以前に「青い本」ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/10/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 57回この商品を含むブログ (265件…

「ゲーム=虚構」は地方都市に内包されるものかも知れない

「赤朽葉家の伝説」について色々書こうと思って調べているうちに次のような文を見つけました。 自分が育ったのが鳥取の、中国山脈と日本海にはさまれた狭い町なんです。ゲームの画面に出てくるつくられた町がありますよね。道があるところだけに建物があって…