桜庭一樹オリジナル小説作品25冊読破⇒「ルナティック・ドリーマー」が抜けていました。

  • 訂正(追記)

 id:tsurubaさんのご指摘から、桜庭一樹さんのオリジナル小説作品はまだ「ルナティック・ドリーマー」があることを確認しました。全部は読んでおりませんでした。訂正いたします。間違った情報を流してしまい、申し訳ありませんでした。

ルナティック・ドリーマー (EXノベルズ)

ルナティック・ドリーマー (EXノベルズ)

2072年、月面の巨大娯楽ドーム都市“ルナティックベガス”で、一人の少女が50年間のコールドスリープから目覚めた。彼女―高田寿麻の記憶の中に眠るという、このドーム都市を管理する中央コンピュータのパスワードを巡って、街を支配するマフィア組織“ウラヌス”のドン―天王寺漣と、組織内の新興勢力―メイファの間で、寿麻の争奪戦が開始された。


「ルナティック・ドリーマー」Amazonの紹介より

 入手は難しいかも知れませんが、古書店を巡って、見つけたら即、絶滅危惧種として保護したいと思います。

(追記、ここまで)





砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』や『GOSICK』シリーズが良く読まれているのに対し、単行本の既読率が徐々に落ちています。


砂糖菓子(ライトノベル)読者は私の男を読んでない - 東雲製作所渉外部

と言われるラノベ読みの中で、珍しく「GOSICK」を全部読んでいなかった私ですが、今月ようやく「GOSICK」も読破しました。はい、これで単行本・文庫本として商業刊行されている桜庭一樹さん単独名義のオリジナル小説作品25作を全部読み終えました。(このうち「AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン」はリッパーさんからお借りして読みました。その節はどうもありがとうございました。その後自力で入手したのです。)

(本当はもう少し早く読み終えるはずだったのですが、とりさんが「砂糖菓子」のコミック版を薦めるのがいけないんだ! 買ってきて読んじゃったじゃないか! なかなか良いじゃないか! にゃー!!)

 文芸本・ライトノベルレーベルの本をどちらも読む人はあまり多くいらっしゃらないようですが、個人的には桜庭作品の中ではそんなに方向性は違わないと思っています。「『私の男』は良かったけど、ライトノベルはちょっと……」という人にも「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」や「荒野の恋」は読んでみて欲しいし、「『GOSICK』は好きだけど、一般文芸はなー」という人でも「赤朽葉家の伝説」は笑って読めそうな気がするんですけど。実は一番違うのは装丁ではないでしょうか。見た目にだまされてるよ!(笑)