『狼と香辛料IX』発売予定に関する適当な推理

さっき電撃文庫新刊情報を見ると、8月の新刊予定には『狼と香辛料』は入っていなかった。ということは早くて9月発売ということになる。

仮に『狼と香辛料IX』の発売日が9月10日だとしよう。また、上の文章を素直に読めば、締切はこの文章が書かれた6月3日の直前の金曜日、すなわち5月30日ということになる。すると、締切から発売まで3ヶ月以上の間が空けていることになるのだが、さてこれはどういうことだろう?


ライトノベルの締切は発売何ヶ月前? - 一本足の蛸

 電撃文庫メールマガジンは情報が早い上に正確な訳ですが、その理由は電撃文庫編集部からの原稿進捗情報がすばやく反映されているからである、と考えるのが自然です。

 つまり、月末に原稿の進捗報告が担当編集各氏から編集長にあげられる。⇒2ヶ月先までの刊行予定にリスクがないか編集長が判断。⇒即座にメルマガ発行部門に情報が送られ、月初めのメルマガに反映される。となっているのではないかと考えます。

 すなわち何が起こったのか。

    1. 狼と香辛料IX』は本来、原稿締め切り5/30、発売8/10の予定だった。
    2. 5/30、支倉凍砂さんが締め切りを破る。担当編集氏から編集長に報告があがる。
    3. 編集長は8/10発売の情報を出すのはリスクが高いと判断し、8/10発売リストから外し、メルマガ発行部門に連絡。
    4. 6/3発行のメルマガの8/10発売情報には『狼と香辛料IX』が載らなかった。

 以上がわっちの推理なんじゃが、どうかや。

  • 6/9追記

 上の推論は支倉凍砂さんが6/3に「原稿終わってもほかにやることない」と書かれていることを根拠に書いたのですが、6/4に「来週いっぱい直しだろうから」とも書かれているので、かなりあやしくなってきました。