甲山北方探索

蜻蛉迷宮」第三話の5ページ目のロケ地を求めて西宮市の甲山北方を探索してきました。結論から申しますとめぼしい成果なしです(笑)。強いて言えば舞台モデルの可能性が非常に低いことが分かったことが成果でしょうか。まあ、舞台探索というのは大抵こんなものです。


 「甲山墓園」行きのバスしかつかまえられなかったので甲山森林公園自然観察池から「鶴屋山」こと、甲山山頂を越えていくルートを採りました。山頂の銅戈の案内板は、2月に見たときは倒れていたのですが頑丈なものに立て直されていました。


 甲山の東側に下り、甲山森林公園なかよし池へ。残念ながら「蜻蛉迷宮」第三話の5ページ目の光景とはかなり違いました。でも、良いところです。昆虫採集をしている家族連れが沢山いました。


 仁川ピクニックセンター跡地を北西に進み、五ヶ池を西側から見ました。岸辺まで下りられそうでしたが、立ち入り禁止となっているのは知っているので、止めておきました。ちょうど西岸に「蜻蛉」と同じように広くなっている部分と岩と橋があるようなのですが、ロケのためにそこまで立ち入る可能性は低いと思います。ここではないでしょう。

 五ヶ池の向こうに見えるのは阪急仁川テニスクラブとそのクラブハウスレストラン。「涼宮ハルヒの溜息」でSOS団が撮影の合間に食事をした場所のモデルと考えています。


 甲山を北側から撮影。ここからだとほぼ左右対称の山影となります。これは弥生人じゃなくてもなにか埋めたくなるよなぁ。 


 仁川に戻り広河原へ。ここも「蜻蛉」の光景とはかなり違いました。


 広河原に立てられていた新しい看板。今度は「仁川自然保護地区」と呼ばれるそうです。

 この後、仁川テニスクラブのレストランか、甲山橋のカフェテラス「グーテン・ターク」で食べるつもりだったのですが、撮影をゆっくりやっている間にどちらも閉まってしまいました。慌てて甲山森林公園関西学院大学上ヶ原キャンパスを通って西宮北口の「ドリーム」を目指したのですが、こちらも閉店時間に間に合わないことが途中ではっきりしたので、場当たり的にフォルクス西宮店で食べてきました。ステーキは値段が張りますが、サラダバーを何皿も食べれば元は取れます(そういう問題なのだろうか)。