「蜻蛉迷宮」第6話ロケ地

電撃文庫MAGAZINE」Vol.7掲載の谷川流さん原作、菜住小羽さん作画のコミック「蜻蛉迷宮」第6話を読んで、分かったロケ地。

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    • 1ページ目1コマ目、30ページ目1コマ目:JR住吉駅南口


 第2話11ページ目6コマ目、第4話22ページ目5コマ目と同じ場所です。


 水越柚耶さんから教えて頂きました。

 作中で左上に小さく描かれているレンガ造りの建築物は神戸市中央区の北野異人館にある「風見鶏の館(旧トーマス邸)」です。


 少し引いて見た写真。正面右側が作中の該当する部分です。ここは観光名所なので、有料ですが中に入ることもできて、窓が3つ並んでいる部分は、


 1階は「応接間」、


 2階は「朝食の間」になっています。


    • 16ページ目1〜2コマ目、6〜7コマ目:北山緑化植物園

 第4話24〜25ページ目と同じ場所です。

      • 16ページ目1コマ目


 植物園の入口です。作中では夜間でも開放されていますが、現実には午後4時以降、イノシシが入ってこないように防除柵が閉められます。イノシシに侵入されたら植物園中をほじくり返されてしまうので絶対に開けたままにしてはいけませんよ!


      • 16ページ目2コマ目


 植物園の案内図。

      • 16ページ目6〜7コマ目



 植物園中央のバラ花壇と噴水。4月現在ではバラが剪定されています。作中(=ロケ時)のように茂るのは夏以降でしょう。


    • 18ページ目1コマ目:甲陽園神山町からの西宮市南西部、芦屋市南部、神戸市東灘区南東部の眺望(2009/4/19、写真差し替え)



 少女(荻原咲?)が高台から山の手の住宅地、平地の市街地、そして海を見下ろすこのコマは、要するに「蜻蛉迷宮」の舞台モデルのほぼ全体を描いています。

 撮影場所は急な南斜面で、コマの範囲以外も広く大阪湾岸を見渡すことができます。この場所を確認した時、「西宮の市街地でこれほど見晴らしの良い所があったのか」と驚きました。西宮北高周辺も見晴らしの良いところですが、ここはもっと凄いです。自動車では入れないところなので穴場なのでしょうね。

蜻蛉迷宮」のみならず「涼宮ハルヒ」の聖地巡礼をされる方なら、寄り道してここに登る価値は十分あると思います。甲陽園駅から高低差が100mほどありますが。

 あるいは「涼宮ハルヒの陰謀」でSOS団が鶴屋山(甲山)から北高通学路まで下りてくる際に通るのが、まさにこの場所なのかも知れません。


    • 30ページ目2コマ目:JR221系電車とJR223系電車


 221系と223系が連結している編成はなかなか無いようなので、223系同士の編成で代用しました。JR住吉駅で撮影。(JR芦屋駅とJR西宮駅でも撮影を試みましたが、作中の描写どおりの構図にはなりませんでした。)

 前の阪急9000系もそうですが、わざと撮影するのが難しい電車を選んでいるような気がします。ロケ地探訪者に対する挑戦状でしょうか。(笑)

    • 30ページ目5コマ目、7コマ目:JR西宮駅北口
      • 30ページ目5コマ目


 改札を出てから北口に出るまでの半地下通路。

      • 30ページ目6コマ目


 駅舎から北口バスロータリーへの登り口。階段を登りきると第4話の21ページ目6〜7コマ目のところに出ます。

      • 34ページ目1コマ目、4コマ目、37ページ6コマ目:シュウエケ邸の応接室(2009/6/22追記)

「風見鶏の館」と同じ、神戸市中央区北野異人館にある洋館です。