「涼宮ハルヒの驚愕」舞台モデル

 谷川流さん著「涼宮ハルヒの驚愕」前後編を読んで気付いた舞台モデル。

後編p199の大学

芝生の向こうに時計台のような建物が見えた。
(中略)
そして歩いている学生風の集団は、高校生以上にあか抜けてもいた。ここはどこかの大学の風景だ。


谷川流涼宮ハルヒの驚愕」前編p199

 谷川流さんの母校、関西学院大学上ヶ原キャンパスがモデルです。
学校を出よう!」「電撃!イージス5」ではすでに舞台モデルになっていますが、「ハルヒ」で直接登場するのは初めてだと思います(近所の大学のサークル「上ヶ原パイレーツ」というネタもありましたが)。


後編p267〜p268の「中間子論」

北高前の坂で湯川秀樹博士の「中間子論」の説明がされていますが、実は現実の西宮北高等学校から坂をはさんで北側の苦楽園小学校内に「中間子論」の記念碑があります。


また、西宮北高内にある「ゲンコツ広場」も、谷川流さんの在学中に湯川秀樹博士にちなんで作られたものです。「驚愕」前編p92に登場するテラスが、このゲンコツ広場です。


(写真、きーぼーさん提供)