2005-12-03から1日間の記事一覧

「涼宮ハルヒの消失」のゲーム的リアリティー

「学校を出よう!」と同じ谷川流さん著の「涼宮ハルヒ」シリーズも、時間跳躍や並行世界を用いたパラレルな構成になっています。ここでは「学校を出よう!」ほど明確な「複数の私」が描かれていません。しかし ゲーム的リアリズムは、キャラクターの死を複数…

パラレルな「私」

ファウスト Vol.6 SIDE―Aに掲載されている、東浩紀さんの評論「ゲーム的リアリズムの誕生」を読んで、谷川流さんの作品も東浩紀さんがいうところの「複数の私と複数の物語で現実を捉える」ゲーム的リアリズムを持っているんじゃないかなぁと思いました。 谷…