時の鎖

 京フェスの合宿明けオフ会の追記。

 喫茶店で白翁さん、石野休日さんと小説談義をしていた際、(ちなみに同じテーブルには極楽トンボさんも座っていたが、徹夜明けで沈没していた)私はこんなネタを持ち出しました。

 「安眠練炭さんが1人4役のアイデアを出しているけど
http://d.hatena.ne.jp/trivial/20051004/1128427672
実は同じように凝った小説があるよ。しかもライトノベルで」

 その作品は藤原京さんの「フロリカ 時の鎖」

フロリカ―時の鎖 (集英社スーパーファンタジー文庫)

フロリカ―時の鎖 (集英社スーパーファンタジー文庫)

 あらすじはこちら。ネタバレありです。
http://ureshino.cup.com/ladygunner/talk/talk11.html

 安眠練炭さんは時間を遡るためにタイムマシンを使っていますが、藤原京さんは生まれ変わり、転生で時間の遡りを実現しています。こうすれば自動的に1人n役になる訳です。素晴らしいアイデアだと思うのですが、私の知る限りあまり注目されなかったみたいなんですよね。残念。