良書・良質・良作って

giolum2005-11-12


 最近、本…に限らず色々なジャンルの作品に対する解説や評論、感想を読んでいると「良書」とか「良質」「良作」という言葉が目に付きます。プロの方もアマチュアの人も使われています。

 何がどう良いのかというのは結局主観でしかないので、「良書」「良質」「良作」と言われても私には「ああ、誉めてるんだな」くらいしか分かりません。「良作である」なんて書かれるより、「爆笑できます」とか「泣けます」と書かれたほうがずっと参考になるのですが…*1

 でもそれは私が無知なだけなのかも知れませんね。ネット用語や萌え用語と同じように読むほうで補完する用語なのかも。そして書く側も、読み手の補完作業を期待して書かれているのかも知れません。しかし仮にそうだとしても「良書」「良質」「良作」といった用語は、初心者への解説・説明には向いていないと思います。

*1:何が笑えて何が泣けるか、というのも主観に過ぎない訳ですが、「爆笑できます」とか「泣けます」の方がより方向性が具体的に分かると思います。