ファミ通文庫よ、お前もか!
先日、「MF文庫J、攻勢」
http://d.hatena.ne.jp/giolum/20060106#1136480813
というエントリーを書いたのですが、どうもファミ通文庫も時同じくして攻勢に出た可能性があります。
ファミ通文庫の去年の年間刊行年数は89点で、月平均では7〜8点出ていました。それが去年12月が9点、1月予定が9点、2月予定では11点も出ることになっています。さすがに2月予定は11点より少し減るのではないかと考えていますが、それでも月9〜10点出るとなると年間では108〜120点となります。これは富士見ファンタジア文庫よりも多い数字です。
主要レーベルの刊行点数を並べて見ます。
- 2005年主要レーベル刊行点数*1
- 集英社コバルト文庫:162点
- 電撃文庫:153点(+電撃ゲーム文庫:11点)
- ファミ文庫2006年予想:108〜120点?
- 富士見ファンタジア文庫:102点
- MF文庫J2006年予想:84〜96点?
- ファミ通文庫:89点
- 角川スニーカー文庫:84点
- 講談社X文庫ホワイトハート:69点
- MF文庫J:58点
- 集英社スーパーダッシュ文庫:56点
- 富士見ミステリー文庫:48点
- GA文庫2006年予想:48点?
- 角川ビーンズ文庫:46点
しかしこのままいくとファミ通で19〜31点、MF文庫Jで26〜38点、2レーベル合わせて年間45〜69点も増えてしまいます。これはスーパーダッシュ、富士見ミステリー級の中堅レーベルがまるまる1レーベル増えるのと同じ規模です。良いんですか、こんなに増やして。
新規参入レーベルが話題になっていますが、既存レーベルの刊行点数増加もバカにできない数字ですね。ちなみに新規参入レーベルで刊行点数が最も多くなりそうなのがソフトバンククリエイティブのGA文庫ですが、1月、2月とも4点刊行なので、順調に行けば年間48点で富士見ミステリー文庫と同程度になるはずです。
あと密かに興味があるのが、2月新刊の狂乱家族日記4巻表紙が何色になってくるかですね。1〜3巻から考えると、セオリー通りなら背景は黄色かオレンジでしょう。キャラクターの衣装は背景の補色で青にするか、背景より前進して見えるオレンジ〜赤でしょうね。外れたら笑ってやってください。
*1:この数字は私が勝手に数えたもので公式に発表されたものではありません。新装版などの数え方によって多少上下しますので、あくまで目安だと思ってくださいませ。