もっとエレガントでない解答を考える

サイコロプス


 右の絵は一つ目のサイコロと二つ目のサイコロです。
 こんなものを描いたきっかけは、次のような記事を見たことです。

http://satoshi.blogs.com/life/2006/06/post_2.html

例題2.サイコロを2個、順番に投げることにします。1つ目のサイコロの目の方が二つ目のサイコロの目より大きい確率を求めてください。

 やっぱり、方眼紙に数字を書く。すると、正方形な升目の、対角線を抜いたあっちとこっちに色分けできる筈だ。


REVの日記-エレガントでない解答を考える
http://d.hatena.ne.jp/REV/20060608#p5

 私は上の例題の中の「1つ目のサイコロの目」「二つ目のサイコロの目」という表現に注目しました。最初に「2個」と書いてあるのに、次に「1つ目」「二つ目」と書いてあります。ということは、これは「1個目」「2個目」のことではなく、「サイコロが一つ目」「サイコロが二つ目」という叙述トリックなのではないか!?(待て)

 ここで問題となるのが「目の大きさ」です。しかし古今東西「一つ目」の物の怪の方が「二つ目」よりも目が大きいのが様式美、ロマンでしょう。

 と言う訳で描きましたのが最初の絵。無論、この2つのサイコロを投げた時「一つ目のサイコロの目の方が二つ目のサイコロの目より大きい確率」は100%です。

 ……駄目です。私は疲れています。orz