「学校を出よう!2」についての仮説その1
- 作者: 谷川流,蒼魚真青
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/08/01
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の舞台について、かなりご都合主義的な仮説を書こうと思います。どういう風にご都合主義的かと申しますと、
「神田Aさんの記憶喪失の件ですが、さらに一つの仮説があります」
「カセツだらけだな。まるで震災直後の焼け野原だ」
「不謹慎な冗談はやめろ」
「悪かった」
上記の引用部分を見ると「学校を出よう!2」は1995年の阪神・淡路大震災の後の話のように考えられるのですが、その一方で私はこの作品の舞台が1980年代後半から1990年代始めの尼崎・西宮・芦屋・神戸をモデルにしているのではないかという仮説を考えています。要するに一つの作品の中で、モデルとなる時期が異なるという矛盾を抱えた仮説なのです。
(でもしかし、「学校を出よう!2」はタイムトラベルものなのだから別にそういう時間的矛盾もモデルのうちかも知れないとかさらにメタでご都合主義的なことを考えている私です。)
では、「学校を出よう!2」が1980年代後半から1990年代始めの尼崎・西宮・芦屋・神戸をモデルにしていると考える根拠はなにかと申しますと、それはかなり長くなるのでまた日を改めて説明したいと思います。
今回はここまで。では。