ただのライトノベル誌には興味ありません。(この中に「ザ・スニーカー」初出の本があったら列挙しなさい、以上)

改めて読み返してみると、えらく無個性でなに考えてるかわからない雑誌ですね。ザ・スニーカー


ラノ漫―ライトノベルのマンガを本気で作る編集者の雑記―-続・ライトノベル雑誌は何が目的で作られているのか考えてみる
http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20071022/1193065031

 左様ですか。
 ところで、突然ですが「ザ・スニーカー」について、設問です。よろしければお付き合いください。

  • 問題-「次に挙げる本のうち、『ザ・スニーカー』誌が初出なのはどれとどれでしょう」

立喰師列伝

立喰師列伝

GOTH―リストカット事件

GOTH―リストカット事件

キャラクター小説の作り方

キャラクター小説の作り方


  • 正解

 すべて。

 上記の本はみな「ザ・スニーカー」誌に掲載されていたのです。信じられない方は入手して巻末の初出一覧などをご確認ください。ウソみたいですけれど、本当なのです。こんな面白い雑誌、なかなか無いですよ。少なくともライトノベル誌のなかでは最も個性的だと思うのですが、どうでしょうか。

 それにしても「ザ・スニーカー」誌は損な役回りというか、割をくっていると思います。「立喰師列伝」や「GOTH」が映画化されても「『ザ・スニーカー』のあの話題作がついに劇場化!」などと言われないのですから。

  • 付録

 次に挙げる本も、内容の一部あるいはすべてが「ザ・スニーカー」誌初出です。

戦塵外史 二 八の弓、死鳥の矢 (GA文庫)

戦塵外史 二 八の弓、死鳥の矢 (GA文庫)

狂乱家族日記 番外そのいち (ファミ通文庫)

狂乱家族日記 番外そのいち (ファミ通文庫)

遠まわりする雛

遠まわりする雛



「え? なんで? 何故ファミ通文庫デュアル文庫から「ザ・スニ」掲載の本が出てるの?」と興味を持たれた方は、当時の事情を調べてみてください。色々あったのです。