推定する少女
27才の頃より極真会館(松井派)で空手を習っている。きっかけは推定少女の執筆の際、再三の書き直しを迫られ最終的に構想と正反対の結末を書くに至った自分の弱さを悔い、勝負の世界に身をおきたかったから。
上記を100%信じると「推定少女」は1998年頃には「最終的に構想と正反対の結末」が書かれていたことになります。
- 作者: 桜庭一樹,高野音彦
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2004/09
- メディア: 文庫
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「推定少女」のラストが最初の構想とは正反対であることは「このライトノベル作家がすごい!」(2005/4)掲載のインタビュー(P108)などでも言及されているのでほぼ間違いないと思います。
一方、極真空手についてですが、「AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン」(2000/1)の作者紹介ですでに言及されています。ということはWikipediaの記載を信じると、少なくとも桜庭一樹名義のデビュー作である「AD2015隔離都市」出版の前には「推定少女」が完成していたことになるのですが、にわかには信じ難いです。という訳で、これは何か隠された秘密があるのではないかと考えてみました。
- 推定1:ある賞を獲ると三十五歳から年齢が進まなくなるそうなので、そこを考慮しないといけない。
- 推定2:「推定少女」脱稿後、鹿児島からタイムスリップして空手を始められたので矛盾はない。
- 推定3:ページが進むほど時間が遡るので問題ない。
個人的には「推定3」あたりが有力ではないかと思うのですがどうでしょう。ああ、なんかこんなことばかり書いてるともうサインをもらえなさそう……。