装丁

視点を逆さにすると新しい発見がある・・・かも

色彩うんちくを書いているせいで、このところライトノベルの書影ばかり見ています。幸い http://ureshino.cup.com/inoshika/hpnovels/fblight.html こんなものを作っていることもあってネタは探しやすいのですが・・・ロンドンストーリー〈第1部〉メイベルと…

さあよーく考えてみよう!

次の本の中に、1冊だけ向きがおかしいのがあるよ!見つけたら何もあげないよ!もちろん、良い子の君にはすぐに分かるよね! ・・・・・・ああ、私なにやってるんだろう。絶対にこんなことやってる場合じゃないのに。orz

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するLesson7 同系色で深みを出そう

色は多いほど華やかになります。しかし、それと逆の色の使い方もあります。同じ系統の色のみを使う、いわゆるモノトーンです。 モノトーンには華やかさはありませんが、深みや重みを出したり、キャラの内面を描くのには適しています。

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するLesson6 色合いで光を再現しよう

人間の視覚は、明るいところでは黄色を、暗いところでは紫や青を見分けやすいようにできています。このため同じ光が反射していても、強く当っているところは黄色がかって見え、弱く当っているところは紫や青みがかって見えます。 このことを利用して、黄色を…

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するLesson5-2 言葉より図の方が説明しやすい

私のつたない文章では「遠征王と秘密の花園」の表紙についてうまく説明できないので、図で説明いたします。 「遠征王と秘密の花園」の表紙と黄色を左下にした色相環を並べてみます。見比べて下さい。配色がよく似ていますよね? どこまで色相環を意識したも…

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するLesson5 色が増えるほど華やかに

色を4つからさらに増やしていくと、必然的に色相環からまんべんなく色を選んでくることになります。色の並べ方にもよりますが(そこが腕の見せ所でもありますが)色が多いほど華やかになっていきます。その代わりと言ってはなんですが、インパクトは欠けて…

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するIntermission 足りないのは緑です

この一連のうんちくのタイトルの元ネタは「ぼくたちには野菜が足りない」なのですが、この「野菜」の既刊3冊も、意図的に色を選んでいるのではないかと思います。 1巻はオレンジ、2巻は青、3巻はピンク。2、3巻でキャラが持っている野菜がキャラ&背景…

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するLesson4 4色になっても基本は同じです

4つの色を使う時は、バランスを考えて色相環の中から四角形を形作る色を選ぶのが基本です。よく使われるのが赤、青、黄、緑です。 「テイルズ オブ ファンタジア」の4冊はオレンジ、青、黄、緑の4色をセットで使っていますし、タマラセの1〜4巻もほぼ同…

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するLesson3 三辺は祝祭的色彩

2つの色を使う時は補色が効果的。では3つの色を使う時はどうするのが良いのでしょう。 こういうときに便利なのが色を丸く並べた「色相環」。補色というの実はこの色相環でちょうど反対側に来る色なのです。そして3つの色を使う時は、環の中から三角形を形…

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するLesson2 キャラ同士を補色で引きたてる

キャラと背景に補色を使うのではなく、キャラ同士を補色で引き立てるという方法もあります。大抵の場合、色がキャラクター同士の関係を暗示しています。 「さみしさの周波数」の表紙では、少女がさしている黄色の傘によって色のバランスがとられています。色…

ぼくたちには色彩が足りない 色に関するLesson1 補色背景でキャラにインパクト

人の視神経はある色を見ると、それに対向する色=補色を自動的に感じるようにできています。 これを利用したのが補色対比。 例えばキャラが青なら背景は補色の黄色、キャラが赤なら背景は補色の緑にします。こうすることで色が目にストレートに入って来るの…

書影を貼る練習です

書影を貼る練習です。 ビーンズ文庫のリストを作成している時に「根の国の物語」シリーズの表紙が対になっているのに気付いたので練習台に使用。 しかしこの日記作成ツール、すぐには慣れないですね。(私の学習能力が低いのが最大の問題。)ちょっとずつ練…