ポケット文庫のミステリー

それは国内じゃない


 京フェス後のオフでちらっと話題になったのですが、10月創刊のポプラ社ポケット文庫でちょっと変わったことが起きています。ポケット文庫内には国内ミステリーのシリーズがあるようで、第1回配本は「名探偵金田一耕助」シリーズの「仮面城」と「名探偵神津恭介」シリーズの「悪魔の口笛」という、ミステリーを全然知らない私でも「おお、なんか聞いたことあるぞ」というラインナップです。ですが、イラストレーターが

 D.Kさん?HACCANさん?ええ!?

 さすがに表紙は他のポケット文庫に合わせておとなしめですが、驚きです。しかもシリーズものですので、今後もイラストを担当される可能性が高いです。ひょっとしてポケット文庫の国内ミステリーは他のラインナップもライトノベルでイラストを描かれている方を起用するのでしょうか。

 ポプラ社は過去に「フレッシュ学園文庫」「MIT文庫」「少女文庫」などのレーベルで折原みとさんやさえぐさじゅんさんを起用したこともあるので、こんなことで驚いてはいけないのかも知れませんが。え?横溝正史と同列で扱うのは無理があるって?(笑)(↓ちなみに新書となっていますが、児童文庫というのは新書版なんです。)

追記

 「仮面城」はソノラマ文庫でも出ているのですね。まだまだまだまだ勉強不足であります。

仮面城―他三編 (ソノラマ文庫)

仮面城―他三編 (ソノラマ文庫)