サヨナラセカイ

赤朽葉家の伝説」に関連していくつかネタを。

  • 次は白い本?

 桜庭一樹さんは以前に「青い本」

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

を出されていますが、その直後の京フェス2005で「赤い本と白い本も出してトリコロールにしようかと思っています」と言われていたのを思い出しました。冗談だと思っていたのですが、本当に「赤い本」

赤朽葉家の伝説

赤朽葉家の伝説

が出てしまったので、ひょっとするとじきに「白い本」も出てしまうのではないかと動揺しています。ちなみに「青い本」と「赤い本」は同じ人が装丁デザインをしています。

  • 夜空に満天の

(赤朽葉家の)70ページには、デビュー作『AD2015隔離都市―ロンリネス・ガーディアン』の投稿時のタイトル『夜空に、満天の星』を思わせる一文がある。


一本足の蛸 -斜め読み『赤朽葉家の伝説』(3)-赤い館の秘密-

 このフレーズは他にも出てきますね。

眠れない夜に君がもし窓を開けて空を見上げたら♪ 満天の星が瞬いてすごく綺麗で涙なんてこぼれたりしたら♪ 君はきっと生きててよかったと思うのだろう♪


桜庭一樹「Girl's Guard 君の歌は僕の歌」95ページ

  • サヨナラセカイ

 こうした例は、結構あるのかも知れません。たとえばこの本↓

のサブタイトルを見るたびに、私は「赤朽葉家の伝説」と「ブルースカイ」を連想してしまうのであります。微妙に違いますけれども。