2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

深層心理を描くためのファンタジー〜アンダカの怪造学

日日日さんの「アンダカの怪造学II モノクロ・エンジェル」アンダカの怪造学(2) モノクロ・エンジェル (角川スニーカー文庫)作者: 日日日,エナミカツミ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/11/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブロ…

お母さま方にお勧めできるライトノベル

お母様方にも受けそうなライトノベル作品が数多くあれば、ライトノベル全体の読者層の幅を広げることにもつながるのではないかと。玲朧月の気分次第で何か書/描こう http://d.hatena.ne.jp/reyoborozuki/20051206#1133880946 どうも(放送禁止用語)な方向…

メモ:新月お茶の会『本当はこのライトノベルがすごい 2006』

コミックマーケット69(冬コミ)に参加します。 12月30日(金) 東京ビッグサイト 東5ホール ピ56a 西尾維新特集本鋭意製作中。 『本当はこのライトノベルがすごい 2006』も進行中です。 是非お越しくださいませ。 新月お茶の会 http://www1.cd…

15日発売に勝負を掛けてきたか?GA文庫

「のべるのぶろぐ」さん http://novel.no-blog.jp/minkan/2005/12/post_7b75.html によるとソフトバンク・クリエイティブの「GA文庫」が来年1月に創刊されるとのことですが、その発売日が毎月15日だそうです。 毎月15日発売。これはライトノベル業界ではちょ…

母ちゃんたちには内緒だぞ

親御さんが安心して子供に読ませられるようなライトノベルを集めて紹介したり、あるいはPTA推薦図書みたいなアプローチがあっても良いと思う。玲朧月の気分次第で何か書/描こう 逆に「これを読んでいるところを親御さんに見られたらマズイ!」とか「レーベ…

「涼宮ハルヒの消失」のゲーム的リアリティー

「学校を出よう!」と同じ谷川流さん著の「涼宮ハルヒ」シリーズも、時間跳躍や並行世界を用いたパラレルな構成になっています。ここでは「学校を出よう!」ほど明確な「複数の私」が描かれていません。しかし ゲーム的リアリズムは、キャラクターの死を複数…

パラレルな「私」

ファウスト Vol.6 SIDE―Aに掲載されている、東浩紀さんの評論「ゲーム的リアリズムの誕生」を読んで、谷川流さんの作品も東浩紀さんがいうところの「複数の私と複数の物語で現実を捉える」ゲーム的リアリズムを持っているんじゃないかなぁと思いました。 谷…

まんが・アニメ的リアリズムを集めるとゲーム的リアリズムになるのか

ファウスト Vol.6 SIDE―Aファウスト Vol.6 SIDE―A (講談社 Mook)作者: 奈須きのこ,竜騎士07,錦メガネ,上遠野浩平,乙一,佐藤友哉,西尾維新,清涼院流水,東浩紀,渡辺浩弐出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/29メディア: 新書購入: 2人 クリック: 29回この…

探偵の物語

海燕さんのお薦めで、法月綸太郎さんの「頼子のために」頼子のために (講談社文庫)作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/05/06メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (72件) を見るを読んだのですが、おぉなるほど、…

銀盤カレイドスコープ6巻が今までと違ったこと

銀盤カレイドスコープの6巻銀盤カレイドスコープ〈vol.6〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)作者: 海原零,鈴平ひろ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/11メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (70件) を見るには、今までの1〜5巻とは大きく違う…