2006-01-01から1年間の記事一覧

もうだめだ

協力させて頂いた「このライトノベルがすごい!2007」このライトノベルがすごい!2007作者: 「このミステリーがすごい!」編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2006/11/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (88…

「電撃!! イージス5」で行く遊園地は神戸ポートピアランド

谷川流さん著「電撃!! イージス5」の2巻で行く遊園地は神戸ポートピアランドです。ほぼ100%確信しております。電撃!!イージス5〈Act.2〉 (電撃文庫)作者: 谷川流,後藤なお出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/10/01メディア: 文庫購入: 1人 クリ…

京都SFフェスティバルに行ってきました

京フェスの合宿企画に行ってきました。当日意識朦朧としていた私に根気良くお付き合いして頂いた、一歩さん、TKOさん、石野休日さん、白翁さん、どうもありがとうございました。 色々聞いてきましたが、詳しく書く気力がないのでお目当てだった東浩紀さんの…

京都SFフェスティバル、行きます

今年の京都SFフェスティバルはライトノベル関連の企画がほとんどないのでパスするつもりでして、白翁さんから「裏切り者〜」と言われることも覚悟していたのですが、直前に公開された合宿企画のタイムテーブルを見て気が変わりました。 動ポモ2の部屋 行きま…

「生き返る」にも色々あって錯乱している最中ですが

平和の温故知新@はてな-作品別「死ぬ/死なない/生き返る」物語の分類例 http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20061102/p1 遅くなりましたが、私の意見を。 灼眼のシャナ 「人が死ぬ、終わる物語」であると思います。 私も同意です。「人が死ぬ、終わる物語」だ…

主人公よりも先に真相に辿り着く女性

11月4日の講演会で聞いたことから膨らませた、米澤穂信作品に関するメモ。 探偵役を割り振られた大刀洗万智 「古典部シリーズ」の探偵は基本的に折木のみ。 元々「古典部」として書き始められた「さよなら妖精」では、探偵役を守屋から太刀洗に割り振ったと…

米澤穂信さん講演会

行ってきました。開場前に現地に着いたのですが既に行列ができていてちょっと焦りました。会場は150〜200席でほぼ満員でした。 収穫は多かったのですが、それは私が「活字倶楽部」のインタビューを読んでいなかったからかも。かつくらのインタビューも読んで…

久しぶりに藪野健先生の絵を見る

米澤穂信さんの講演会を聞きに行くために早稲田大学の中に入ったら工事現場の壁にスケッチが。こ、これは我が師匠、藪野先生の絵では!? と思って帰宅してから調べてみたらやっぱりそうでした。 【早稲田】早稲田大学ウォール125 早稲田ウォール125 学生時…

「朝比奈ミクルの冒険」における3つのレイヤーと原作・アニメ版での受容順序の違い

すでにMOONPHASE雑記さんやニッポニアニッポンの日記さんでもほぼ同じことを言及されていますが、自分で整理するためのメモ。いまさらではありますが。 2重メタフィクション「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」 涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)作者: …

米澤穂信さんの講演会に行ってきます

前の講演会の時はまだ米澤穂信作品をあまり読んでいなかったのですが、あれから単行本になっているものは全部読んだので、前回よりも落ち着いて聞くことができると思っています。 早稲田の本部キャンパスに行くのは何年振りでしょう。ガーデンハウスのレスト…

死ななかったり生き返ることに「キャラクター」であることの特性がある

平和の温故知新@はてな-「人が死ぬ物語」と「人が死なない物語」と「人が生き返る物語」 http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20061031/p1 「構造的に人死にが無い話」というのが具体的にどういうものなのか分からないのですが、大塚英志さん・東浩紀さん的に…

口絵コミックの発想はスニーカー文庫創刊時には既にあった

ライトノベルに口絵コミックが現れたのはいつからか、という話です。 後天性無気力症候群-口絵コミックはかなり以前からある http://d.hatena.ne.jp/giolum/20060928#1159457034 上記エントリーの時には、口絵にコミックがあることが確認できた最も古いライ…

伝勇伝200万部突破の公式情報は以前にも出ています

REVの雑記::Group::Lightnovel-伝勇伝 200万部/初版は既刊の6割程度? http://lightnovel.g.hatena.ne.jp/REV/20061021#p4 あれあれあれ? 伝勇伝200万部突破の情報は前巻(2006/08)の時に書いているのですが、REVさんは気付かれていない様子。しかし情報…

元気だったかにゃ

某作品の舞台のモデルである甲山森林公園には沢山の野良猫が居ます。20匹以上いるのではないでしょうか。デジカメを持っていた時、その猫たちを撮ることがあります。彼らは気まぐれなので、なかなか上手く撮らせてはくれないのですが。 ところで今週末撮影し…

「朝比奈ミクルの冒険」のロケ地の情報をいくつか追加

朝比奈みくるがしゃがみ込む場所⇔神呪寺鐘楼の前 TVアニメ版「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」のOP冒頭で、朝比奈みくるが飛び立つ鳩の群れにおびえてしゃがみ込むシーンがあります。原作である「涼宮ハルヒの溜息」P113〜115の記述から推測すると、このシー…

巨大ロボットなライトノベル

SSMGの人の日記-未来放浪ガルディーン(1) 大熱血/火浦功/角川スニーカー文庫 http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20061008/p1 私もそんなに存じている訳ではありませんが、知っている範囲でつらつらと・・・・・・ なお、ロボットとは自律して動く機械の事で、人が操縦…

いまさらな事をいくつか-涼宮ハルヒに関して

ホント、いまさらですが。いつも遅くてすまないねぇ。(ごほごほ) レモン 涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 限定版 [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2006/06/23メディア: DVD購入: 1人 クリック: 154回この商品を含むブロ…

「狼と香辛料」は各シーンの最後の一文で読者への印象をコントロールしていたのだった。

「狼と香辛料III」読了。狼と香辛料 (3) (電撃文庫)作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2006/10/10メディア: ペーパーバック購入: 6人 クリック: 62回この商品を含むブログ (311件) を見る 3冊目まで読んで…

マイナーどころは調べにくい

一本足の蛸-牛乳を注ぐ( ) 小川信治の「牛乳を注ぐ女」を見て思い出したのが、イジー・コラージの「一週間14」という作品。やはりフェルメールが元ネタでして具体的にどんな作品かと申しますと……残念ながらネット上では映像を見つけられませんでした。マイ…

11/4の米澤穂信さん講演会、行きます

平和の温故知新@はてな-米澤穂信氏、今度は早稲田で講演会 行きます。9月のサイン会の時は直前までどたばたして予定が立てられなかったので、今回は早めに行くことを決めておきます。まぁ、なんとか行けるでしょう。

「ボトルネック」を読み解く役者不足な試みのためのメモ

「行きて帰りし物語」という類型に当てはめて『ボトルネック』を読み解こうとするなら、どうしても見逃せないキーアイテムがある。それは往復きっぷ*1である。主人公は金沢駅で芦原温泉駅までの往復きっぷを買い、帰りのきっぷを財布に入れたまま別世界の金…

「涼宮ハルヒの凱旋」のスタンプラリーに参加してきました

完走後、メインイベント会場で頂いたスタンプ 同人イベント涼宮ハルヒの凱旋のプレイベントである「ハイキングスタンプラリー」に参加してきました。巡ったのは 西宮北口駅 西宮中央運動公園野球場 甲陽園駅 西宮北高 夙川公園 西宮市立中央図書館 の6箇所。…

バイクとは現代の馬である

ウィンドバード::Recreation -私が自動車のデザインを嫌っている理由 ソースは忘れましたが「もの凄く大雑把に言うと、文化的には乗用車とは現代の馬車であり、バイクとは現代の馬である」という説を聞いたことがあります。バイクではヘルメットやスーツのカ…

「涼宮ハルヒの凱旋」のスタンプラリーに参加してきます

西宮北口駅前案内所をスタート地点として、市内6つ(北口駅前+ほか5)のポイントを巡っていただき、ゴールの大阪本町・AAホールまで至るというイベントになります。 体育の日でもありますし、主に徒歩での移動をお勧めしますが、6ポイント全てを徒歩で…

複数のグループが実写で「朝比奈ミクルの冒険」を撮影している

9/3のコメント欄で、kiyomon229さんが「朝比奈ミクルの冒険」の撮影グループに会われたことを書かれていますが、私も遂に遭遇してしまいました。 今日(10/7)、「涼宮ハルヒ」と「学校を出よう!」の舞台をいくつか確認するために夙川公園を歩いていましたら、…

はてなブックマークを沢山された気分になってみるテスト   

最近被ブクマ数を表示されているブログが多いですが、あれを見て思い出したのが田中哲弥さんのサイト。アクセスカウンタのところがただの画像ファイルになっていて、アクセス数を増やそうと躍起になってしまう人を笑いとばすかの様です。 そこで思いつきまし…

「ボトルネック」を読み解く無謀な試みのためのメモ

先日の『犬はどこだ』の、あまりまともではない感想ではほとんど「ボトルネック」について考えることができず、安眠練炭さんのご期待に応えることができなかったのですが、肝心の安眠練炭さんはしばらく旅に出るそうなのでその隙に少しでも「ボトルネック」…

「蟲と眼球とテディベア」サイン付き特製名前入りスプーン

MF文庫Jで「よろしく! 4周年フェア」というものをやっておりますが(応募締め切り2006/10/31)、その中に妙なものがあることに気付きました。 C賞:「蟲と眼球とテディベア」サイン付き特製名前入りスプーン 4名様 うわ、やばい。これは欲しいかも知れない。…

『犬はどこだ』の、あまりまともではない感想

犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/07/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (244件) を見る 以下の文章は米澤穂信さん著「さよなら妖精」「犬はどこ…

口絵コミックはかなり以前からある

荻窪さんはカラーイラストの所で漫画はじめた最初の人(と、私が勝手に認識している。ちなみに一番最初はあちたろう「僕の血を吸わないで」)だけあってビジュアルイメージにこだわりがあるようですし オタわむれ-“机上の空理空論城”- 白地起源と傾向(序盤…